LoL雑記

League of Legends の適当なネタを

MSI Day2

2日目が終わりましたMSI2017

2日間を経てグループA、Bと合計8ヶ国の対戦が行われました。

各地域から集まることもあり、どういったチャンプや戦略が採用されるか予想が難しかったですが全体を通してのバン/ピックとグループ毎の違いがうっすらと見えてきたのかと思われます。

 最近のpatchでは、OPといわれるチャンプが減った影響からドラフトの面で相手のピックに対応できるRedside側が有利なのではといわれていましたが、12試合を終えて11勝がBluesideと大きく偏りを見せています。

 日本代表のランページは1日目全てRedsideで惜しくも全敗となってしまいましたが、3日目は全てBluesideとなるので、結果が楽しみですね。

2日間のトータルB/P

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2日目のみのB/P率

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・BAN

両日合わせてB/P率100%のチャンプはルルのみとなりました。どの構成にも合わせられる柔軟性の高さからくるものと思われます。

 2日目はグレイヴスが3ピック1バンと前日からは想像もできない結果となりました。前日全ての試合でバンされてしまっていたので合計でも3ピックですが勝率は67%(2勝1敗)とやはり高い結果になっています。

また、グループBではフィズやルブラン、ケネンといったチャンプのBAN率が急上昇しました。単純にキャラパワーが高いことに加え、フィズやケネンはTOP,MIDやTOP,ADCと、どちらのレーンでのピックなのか相手を惑わすことができるので、相手がカウンターを当て続けてくることを避けられる点が優秀なのかなと思います。

グループ間でのBAN率の差の原因はチーム構成の意識の差にあると思われます。

チーム全体でどういった形を作り誰を生かして戦うのか。グループ毎の考えの差が非常に面白いですね。

 

・Pick

2日目もピックで一つ面白いと思った点があります。

 それはJGの優先順位の高さです。6試合全ての試合で、お互いのチームがJGを1stピックで選んでいます。つまりBluesideは必ずJGを選んでスタートしているわけですね。選ばれるチャンプもリーシン、カジックス、エリス、グレイヴスといった1vs1が強く、序盤から中盤にかけて自分からガンガン動かせるチャンプが人気でした。

そしてMIDでもタリヤ、アーリ等他のレーンに動いて影響を及ぼすチャンプがピックされる傾向にありました。

MIDに強力なプレイヤーが多いのもあり、JGとMIDが動いて試合を作りだす展開が多く見られましたね。

 

・二日目感想

1日目では1stPhaseでどちらがルルを取るか、そしてその回答は何か、が駆け引きになっていたのです。しかし2日目は相手がピックしたレーンを次のピックで返す。という流れが多く見られました。これはOPと呼ばれるチャンプが減った影響から、相手のカウンターを当てることでドラフトで有利を作っていく狙いだと思われます。これが現在Redsideが有利なのではと言われていた理由ですね。

しかしながら、これには的確に幅広いプールで相手のカウンターをあて、期待通りの働きができることが条件になります。これができるのはSKTぐらいなのかもしれません。

 

また、グループAではプロテクトADCを自分たちが使ってやるぞ という考えからか、アイバーンはBANするのではなく我先にとピックし、その後生かせるADCを決めるといった形が見られました。

しかしながらグループBになるとアイバーンはピックすることが許されなくなりました。アイバーンは5試合でBANされたのですが、そのうち3試合はISGが行ったものでした。

もしかするとISGはアイバーンを使った構成ができないのかもしれませんね。

また、残りの2試合はVPとGAMがLYNに対して行ったものでした。

事実LYNは5試合目の対ISG戦においてアイバーンがBANされたもののルル、ガリオ、リーシンにルシアンを組み合わせ、前のめり気味ではあるもののプロテクトADCの形を作り、見事勝利を収めました。

グループAではプロテクトADCの評価が高く、グループBでは1/3/1のスプリットプッシュができる構成に重きを置いていると感じました。

 

また間に合いませんでした。2日に1回目指して頑張ります。

MSI2017 Day1

 ついに始まったMSI2017。

 patchも7.8という新しい環境になる中で、プロシーンのB/Pがどのように変わっていくのかが注目です。

 

 ということで1日目のB/Pを見ていきたいと思います。

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・BAN

 1日目は6試合行われましたが、Ban/Pick率が100%なChampionは5体いました。

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 これらのチャンピオンです。

 中でも、グレイヴスはRed sideの1st phaseで必ずBanされ、一度もpickの機会が与えられませんでした。

 この中で最もpickされているのはリーシンとルルでどちらも5回選ばれているのですが、勝率はリーシンが20%、ルルが40%と高いわけではありません。どちらも強力なチャンプなのですが、相手に取らされていることが原因のように思われます。

現在のメタに重く関わってくる2人なのでどちらもドラフトから姿を消すことはないでしょう。メタについては後述。

 グレイヴスはpatch7.7においてE(クイックドロー)の魔法防御が削除されましたが、ジャングリングの速さやノックバックによる被ダメの少なさ、実質ADCが2枚になるオブジェクトへの圧力等、強い点は相変わらずなのでやはりBANから漏れる事はほぼないといえるでしょう。

 

・Pick

個人的にPickで一つ面白いと思った部分があります。

 それは、TOPの優先順位の低さです。6試合全ての試合で、お互いのチームがTOPを2nd Ban phase以降にピックしています。

これは現在のメタによる影響に加え、カミールの弱体化が大きいのかなと感じます。

 また、JG,ADC,SUPは決まったチャンプがピックされているのに比べて

TOP,MIDは多様なピックが見られ、各地域や選手の色が見られる点が面白いですね。

 

 ・一日目感想

 まだ1日目なので正直情報が少なすぎると思いますが、感想をまとめておきます。

グループAのメタの中心は BOT Laneにあるように感じました。

やはりグループAはADCに強力なプレイヤーが多かったこと。また、脅威の脅威が去り、王剣や戦いの律動が強化されたことでAAでダメージが出せるようになりました。以前までは 検索:attack damage carry 意味 と言う状態だったのですが

一転してADCを生かしきる構成、つまりはプロテクトADCが強力になったことが大きいと思われます。

これがB/Pに大きく影響しているようです。

 

プロテクトADCの構成をするとなると

⑴ADCはレンジが長く後半の火力が強いチャンプ

⑵ADCから敵を引き剥がしたり、相手のエンゲージを拒否する能力を持つチャンプ

⑶前線を支え、ADCに攻撃を届かせない働きができるチャンプそしてシールドを付与することで生存能力を高めるチャンプ

これが今大会であると⑴はケイトリンやジンクス ⑵はルルやリーシン、グラガス、アジール ⑶はアイバーンやガリオ、ジャーバン4、ルル、カルマ等になるでしょう。

そしてプロテクトADCはポーク構成が苦手なこともあり

ポークもエンゲージも強力なヴァルス、ルルのカウンターでありポークが強力なザイラがBAN率が高いのかなと考えます。

また、相手のプロテクトADC構成を崩すために相手の前線を超えて奥に入っていけるフィズやタロン、ブラッド、タロンなどが選ばれているのかなと思います。

 かなり雑に分類しましたがこの辺りを意識しながら見ていくと楽しめるのかなと思います。

 

 今日のグループBはMIDに協力なプレイヤーが多いので昨日とは変わったB/Pが予想され、どうなるのか注目ですね。

間に合いませんでした 後で書き足します